屋上からの雨漏りーE様邸の場合

P10407571.jpg


平成30年1月20日(土)E様邸 天井からの雨漏り
寝室のデスクの上に雨が漏ってきます。それで、仕方なく雨を集める装置を作ったそうです。
 

P10407591.jpg


E様邸のユニットバス天井の点検口から内部をのぞいてみると、鉄骨梁の上を雨が流れた跡が見えます。
 

P10501691.jpg


E様邸 屋上の排水口  3年前建物全体を塗装・防水工事をしたそうです。排水口もきれいに防水してありますが、ここが雨漏りの原因になっているようです。
 

P1050226.JPG


雨漏りするドレンは、写真のような鉛製改修ドレンを使って直します。古いドレンの内側にこれを入れ、鉛で軟らかいので、軽く叩いて型を合わせます。裏から出た新しいパイプを竪樋に差し込めば、雨は古いドレンに関係なく流れるので、雨は漏らないという訳です。

改修用ドレンを平成30年1月19日(金)に取り付けました。その後、22日に降った大雪は、ほとんど融けて、排水口から流れ出ましたが、今日1月25日に至るまで室内天井に漏っていません。
 

P10607661.jpg


屋上の、アルミ手摺の支柱が、雨漏りの原因になることもあります。
アルミ手摺の各接続部は雨が入らないような構造にはなっていません。
従って、縦パイプに雨が溜まっていることはよくあります。
これはパイプに小さい穴をあけ、そこから防水剤を注入して直します。開けた穴は排水口として残します。

特集記事 屋上ドレンからなぜ雨が漏るのか!!

ルーフドレン写真.jpg

横引きドレン

横引きドレン断面図

ルーフドレン断面図.jpg


ドレンからの雨漏りの原因として一番多いのは

A部分 ドレンとパイプの接合部の不良
原因は、施工不良、防水方法に適合したドレンを使っていない場合(シート防水であればシート防水用のドレンがあります)、 経年劣化など

B部分 パイプのキレツ
横パイプと縦のパイプの揺れ方の違いによるキレツの発生。縦パイプは距離が長く、支持金物で外壁に取り付けられています、一方横パイプは固定されているので、地震などの際に横パイプにキレツが発生することがあります

修理方法 
一般的には、改修用ドレンで修理します。雨漏りする古いドレンを見て、原因部分を目で確認できることはほとんどありません。建物が一定期間経過し改修する際は改修用ドレンで修理しておきます。

お問い合わせは 株式会社小栗塗装工業 3991−9807

改修用ドレンからの雨漏り
 

P1050194.JPG


上の写真の場合、改修ドレンを付けてから3年位しか経っていませんが雨漏りしています。

これは、取付け方が間違っているためです。鉛の板を防水面に接着させるわけですから、適切な下処理が必要になります。
 

P1050226.JPG


改修ドレンのホースは縦パイプまでしっかり入れなければなりません。

入れ難いからといって、曲りのところ(エルボ)で止めてしまえば詰まりの原因になります。

お問い合わせは 株式会社小栗塗装工業 3991−9807

 

P10504501.jpg


中野区 Fビルの場合
写真右 矢印部分、突然3階の軒裏がはがれて落ちてきました。

 

P10504071.jpg


穴の開いた軒裏の真上は、このドレン(たて引きルーフドレン)です。

 

P10504401.JPG


下から3階の軒裏を写真で撮って見ましたが、原因は分りません。しかし長い間雨漏りがあり、下地が腐って落下したようです。

 

P10504412.jpg



試しに、画像加工ソフトで明るく加工して見ました。すると、今まで真っ暗で見えなかった部分が見えます。丸く見える部分はドレンの下側、そこから右下に走るのは、横パイプです。白くみえているのは雨漏りのあとです。



屋上アルミ笠木の下はどうなっているの!!
 

 

P1050175.JPG


アルミ笠木は、基本的にはネジで止めていません。そこで、

アルミ笠木をバールでこじって撤去すると、固定金具が所々に付いています


 

P1050179.JPG


床のシート防水は、立上り、笠木の上まで巻き込んであります

 

P1050212.JPG


笠木の固定金具は裾が広がりバネになっています

 

P1050210.JPG


逆に、アルミ笠木は裾が内すぼみになっていて、固定金具の上から押し込めば、AとBがバネの力で密着して簡単には取れない構造になっています。

 

P10502081.jpg


アルミ笠木を1ヶ所だけでなく、全体をいっぺんに取り外すと、後で取付けが難しく、位置がずれて取り付かなくなってしまいます。そこで、アルミ笠木には1個ずつ番号を付け、固定金具の位置・ネジの位置は正確に印を付けます。アルミ笠木からの雨漏りで一番多いのは、ジョイントです。

お問い合わせは 株式会社小栗塗装工業 3991−9807

雨漏りなのか、結露なのか?
 

 

結露.jpg


出窓の下部分の壁で、出窓の真ん中から右側部分が、雨や雪の日にびっしょり濡れます。外壁からの雨漏りなのか、結露なのか、調査しました。

 

熱画像D1.jpg


結論は、結露でした。この建物は、RCの3階建てで、ブルーに見えるところは、増築する前ベランダの手摺だったところです。現在は室内の壁の中に取り込まれていて表面はクロスが貼ってあります。目で見ただけでは分りませんが、赤外線カメラで見ると、その部分の温度が低く、手摺の形がはっきり出ています。ブルーの丸い玉は、石膏ボードを貼る接着剤だと思われます。断熱材はこの部分だけ入っていないようです。この手摺の外側は外壁の一部になっていて、外気で冷やされ、それが室内側に及んでいます。室内の湿気はこの一番温度の低い部分に接触して結露しています。

 

P10407171.jpg


塗装する前の外壁です。室内側に断熱材が入っていないとは、考えていませんでした。そこで、この部分と内側に断熱塗料を塗ることにしました。
 

熱画像F1.jpg


平成30年2月10日(土)朝9時 断熱塗料 ガイナ 塗装後の

熱画像です

お問い合わせは 株式会社小栗塗装工業 3991−9807

ベランダからの雨漏り

P10409791.jpg


清瀬市 O様邸 2階ベランダ中央部の床から入った雨が、その下の和室窓の上部分に漏ってきます。
 

P10408951.jpg


ベランダの床に人工芝が張ってあるので、直接見ることは出来ませんが、側溝がトタンで作ってあるので、人工芝の下もトタンのようです。ブルーのシートは雨漏り防止のために置いてあるそうです。

このベランダは長さが11m程もあるのに、前後の2ケ所しか排水口がありません。雨漏りの原因は、雨量が多く側溝の水位が上がった時に、トタンの重ね部分から水が入り込み、室内に漏っています。

 

P10500841.jpg


解決方法として、排水口を増設すれば良いのですが、外壁がタイル張りで穴を開けにくく、更にデザイン上もよくないので、ベランダ全体に屋根を付ける方法を採用しました。これで雨の日にも洗濯物が干せると奥様には大変喜んでいただきました。
 

P10502791.jpg


練馬区 K様邸 ベランダ床

床はFRP防水になっています。〇で囲んだ部分、FRPが浮き上がり下地が何もないような感じです。
 

P10502851.jpg


車庫の天井に雨漏りしています。この状態だと、ベランダの床のコンパネが一部腐っている可能性があります。かなり長い間雨漏りしていたのを気付かなかったと思われます。

平成28年度の雨漏り白書によると、漏水発生多発箇所は 1サッシまわり、 2外壁 となっています。そして雨漏りの原因として、サッシ回りの防水テープや防水紙などの施工不備、下地や仕上げの施工不良があげられています。そこで新築時にどのようにサッシが取付けられ、外壁が出来て行くのか、そして防水処理がどのようにされているのか順番を追って写真で見て行きたいと思います。

P10005331.jpg

まづ,サッシを取付ける窓台を作ります。

画面中央水平のグレーのラインは鉄製の足場です。

P10005491.jpg

外側に構造用合板を張ります。

そして Aにサッシをはめ込みます。

P10005521.jpg

これを内側から見るとこの様になっています。サッシを入れる枠を正確に作らないとサッシが歪みます。また頑丈に作らないとサッシが倒れ込みます。

P10006451.jpg

サッシをはめ込み周囲に防水テープを貼ります。

次にサッシの構造を見てみましょう。

P10005731.jpg

半外付用サッシの外観です。Bのツバ状のところで壁に取付けられます。

P10005751.jpg

C部分 は外壁の外に出ます。それで半外付け用(はんそとづけよう)サッシといわれいます。

E部分 は室内側化粧額縁(木の枠)が取付けられます 。

P10005831.jpg

サッシのネジをゆるめ竪枠Fを取り外してみました。上下の黒いところはゴムのパッキンです。これで防水をしています。

P10005852.jpg

竪枠Fの下部G

P10005871.jpg

サッシ下枠Hと 竪枠下部G はゴムのパッキンをはさみ、ネジ3本で止められています。したがって強く窓を開け閉めすると長い間にネジがゆるみ、ここから雨が浸みこむことがあります。

P10006641.jpg

サッシをはめ込み、周囲に防水テープを張ったら、次に防水紙を壁全体に張ります。防水紙には透湿性、防水性があります。防水紙と防水紙の間に一定の重なりをもたせタッカー(大型のホッチキス)で止めて行きます。

P10008481.jpg

防水紙の上からサイディング板を取付けるための胴縁(木の板)を釘で打付けます。更にこの胴縁にサイディング板が釘付けされます。 (金具止め方式もあります)

P10006371.jpg
P100082921.jpg
P10008443.jpg

サイディングのいろいろな止め方

 金具を使う方法

P10006801.jpg

胴縁(サイディング取付け用の木の板)を打たずに、壁にジョイナーを取付ける。

P10006761.jpg

上の写真に在るように、取付金具を用いてサイディングを固定して行きます。サッシ回りに防水テープを貼る、壁全体に防水紙を張るのは各種止め方に共通です。

P10007041.jpg

 ジョイナーが入った溝は、サイディングに近い色のシーリング剤でシールします。

1P1000782.jpg

サッシまわりもシールして、これで外壁が出来上がりました。

出窓の天井に雨漏り

P10000491.jpg
P10806441.jpg
P10000471.jpg

これまで経験してきた雨漏りの原因を写真でごせつめいします。しかし原因がはっきりつかめないこともたまにあります。それは、普通の雨では漏らないが、風を伴った雨で風向きによって雨漏りする場合があると言うものです。雨が漏るのも1年に1回あるか無いか、そういう場合は高圧洗浄機を使って再現テストをしたり、原因を想定してシーリング(穴を塞ぐ)します。また屋根が構造的に雨漏りしてもしょうがない作りになっている場合、例えば勾配がゆるすぎることもあります。塗装やシーリングでは直せないので根本的に屋根の修理が必要になります。

P10103831.jpg

外壁 サイディング張り

出窓廻りのシールが劣化して亀裂が入っている。

ここから雨が内部に入り壁に雨染みができている。

対策 シールの撤去、打直し

P10105431.jpg

外壁のキレツから雨漏りした例
 

電話線などが外壁にネジで固定されている場合、シールが不完全だと錆びたネジ廻りから雨がしみることがあります。

対策 ネジ廻りのシーリング

P10104521.jpg

居間の天井に雨漏りしています。クロスはハガレ始め、黒くカビが見えます。

P10605121.jpg

原因はベランダ外壁のキレツです。雨漏りした天井の真上は3㎡位のベランダになっていて、床はFRP防水です。外壁はサイディングにジョリパット塗装仕上げですが、サイディングの接続部が切れています。このキレツから入った雨が防水紙の内側に入り込み天井に漏ったと考えられます。

P10107671.jpg

天井を張り替えるのでクロスをはがし、石膏ボードを取り去り、断熱材を移動してみました。水の流れたあとが見えます。

P10107661.jpg

水の流れは1ヶ所だけで、原因が単純で助かります。

P21300121.jpg

室内の天井に雨が漏り、しみを作り、クロスが剥がれています。

P21300031.jpg

屋上の排水口にこんなに泥が詰まり、防水層が劣化していました。

P21300021.jpg

排水口の中はこの様になっています。防水層が切れて雨が浸み込んでいました。

 対策 改修用ドレン取付け

この排水口をカバーするような新たな排水口を上から取付けます。

P10104001.jpg

室内側のサッシ上部、木枠に雨が漏り、木が白く変色しています。

P10104191.jpg

タイルが貼ってある斜めの壁の部分から雨漏りすることがよくあります。タイルが割れていたり、タイル目地の隙間から雨が入っています。

P10104061.jpg

写真ではよく見えないと思いますが、タイルに亀裂が入っています。

対策

イサム塗料㈱のタイルガードを塗る方法 、 タイルの上に屋根材を貼ってしまう方法があります。

P10004231.jpg
P10800111.jpg




杉並区 Sマンションの場合

 

1P1040768.jpg


3階斜壁タイル目地のキレツから雨が入っている。


 

1P1040775.jpg


Aから入った雨はBの柱を伝わり、Cで1階室内の窓際天井に雨漏りしています。そこで原因の3階斜壁のタイル目地をシールしたら雨漏りが止まりました。

窓まわりのキレツ

P10200991.jpg


鉄骨ALC 4階建ての2階部分 窓の角にキレツが入り内側の木枠に雨が垂れてくる

 

P10201001.jpg

斜壁からの雨漏り

P10109852.jpg


鉄骨ALC造4階建て 4階部分は斜壁になり、トップライトが2ヶ所あります。この造りだと、築10年程経つと雨漏りする例が多いようです。

 

IMG_19311.jpg


3階の窓内側は雨で腐っています。

1P1040708.jpg

練馬区 A邸の例

大風が吹いたときに笠木が飛んでしまいました。原因は笠木の上部から入った雨が野地板を腐らせ、釘が効いていなかった為です。

 

1P1040710.jpg


雨が降ると困るので笠木を仮付けしました。

 

1P1040712.jpg


笠木上部のシールが劣化し、この部分が水の入り口になっていました。そこでこの部分を、大きめの水切り板でカバーすることにしました。

 

1P1040723.jpg




杉並区 I 邸の場合

 

1P1050405.jpg


2階ヤネ 矢印部分から雨が入っているらしい
 

1P1050408.jpg


そこで矢印部分にアルミテープを貼り、雨が漏るかテストしました。その結果雨は漏りませんでした。

 

P10503751.jpg


新築時に取り付けた水切り板が小さすぎたようです。せめて白線位まで必要でした。そのため新築時から、雨が降ると内壁のクロスが濡れることがあり、建設会社に再三苦情を言ってきたそうです。しかしちょっとシールをするだけで、根本的な修理をしてくれず、10年を経過してしまったそうです。 

 

1P1050443.jpg

サイディング板を撤去した写真です

長年雨が浸みこんだ結果、サイディング板はグサグサに劣化、下地のコンパネ(厚いベニヤ板)も腐ってぼろぼろ、その為にさらに内側に入れてある黄色い断熱材が見えています。(上部矢印)

下の矢印は、常に濡れっぱなし状態のコンパネ。

 

P10504831.jpg


水切り板を大きくして取り付け、サイディング板も張り替えました。

新築時に水切り板が取り付けてあっても大きさが足りないこと、また施工不良もあります。経年によりシールが劣化していることもあります。

P10102221.jpg


マンション4階のバルコニー床は、現在グレーのウレタン防水がしてありますが、既に何本もキレツが発生しています。ここから入った雨が3階の居間天井に漏っていました。

試しに、バルコニーの排水溝を塞ぎ水道の水を溜めてみたところ、直ぐには漏ってきませんでしたが、我慢すること1時間、天井の3か所から漏ってきました。大雨の時にはバケツ一杯位になるそうです。

そこで、お天気の良い日に床全体にウレタン防水剤を塗布してこの雨漏りは無事解決です。

次の例は、2階ベランダから入った雨が1階サッシ室内側の木枠に漏ってくるものです。
 

 

P1050495.JPG


これまでに数社の業者が来て床板の周囲やサッシまわりをシールしたけれど雨漏りは止まらなかったそうです。
 

P10505721.jpg


そこで今回は床板をはがさせてもらいました。すると下はトタン張で、排水口が家側にあり、しかも長年のごみが溜まっていました。床板がびっしり張ってあったため掃除はできなかったわけです。排水口のごみのせいで雨が降ると水位が上がり、トタンの上部から雨が入り1階に漏っていました。試にホースで水を撒くとすぐに雨漏りが始まり実験でも確認することができました。
 

DSCN0610.JPG


トタンにエポキシ樹脂サビ止塗料を塗り、ウレタン塗料を上塗り。

床板を少し短めに張り掃除用の溝とし、いつでも取り外しができるステンレスの網をかぶせました。

ベランダからの雨漏り

P10004441.jpg


雨の漏る場所はベランダから2〜3m離れています。そこで、最初は雨が漏る真上を疑いました。しかし、しばらく水を掛けましたが漏ってきません。
 

P10004491.jpg


原因はベランダの床にありました。床の立上りが雨の量に比べ低いために、一時に大量の雨が降ると立上り部分を乗り越えて中に入り込み、天井裏を伝って2〜3m離れたところに漏ってきます。最近の地球温暖化で、雨はより激しく降る傾向があり、従来の排水口の大きさ、立上り寸法では対応しきれなくなっています。

1階廊下天井への雨漏り

P10509281.jpg


アパート1階 廊下の天井の中を見ると、雨が漏って天井板を取り付けている木組みが写真のように腐っています。原因は2階外廊下の手摺にあるようです。


 

P10509171.jpg



木が腐っていないところも雨で鉄骨が錆びています。

 

P10508911.jpg


原因は2階外廊下手摺、サイディング板の接続部シールの切れです。


 

P10509221.jpg


1階廊下壁に雨漏りしてスチール製のBOXがサビている。

 

P10509341.jpg


その原因は2階外壁のシール切れです。


 

P10509291.jpg

外壁タイル面からの雨漏り

P1010437.JPG


室内畳とその上の壁に雨が漏ってきます。畳はカビています。

 

haimukureinn4.jpg


赤外線サーモグラフィーで外壁タイル面を調査しました。原因は〇印の部分にあるようです。

 

P1050136.JPG


数字2のラインがサーモグラフィー画像の〇印の部分です。タイルをはがしてみるとキレツがあり、中が濡れていました。
 

P10501511.jpg


キレツをシールし、シールが硬化した後タイルを貼り直しました。しかし全く同じ色のタイルはありませんので、近似色のタイルを貼っています。

P1020591.JPG


雨が降ると居間の天井クロスが湿って膨らんできます(円内)。
 

P1020584.JPG



天井の上は2階ベランダで、床はFRP防水(グレー色)になっています。

床にブロックが置いてありますが、エアコンの室外機が置いてあったそうです。

 

P1020585.JPG


ブロックの周りを良く見ると、FRP防水をしていない部分があります(矢印)。

そこでこの部分をビニールで囲い、雨が入らないようにして雨漏りテストをしました。その結果、現在(24年7月25日)のところ雨漏りしていないとの連絡をいただいています。
 

P10206141.jpg


ブロックを撤去しました。すると、床にキレツ(矢印)があり、お天気が良く猛烈な暑さなのに、そこから水がにじみでています。やはり雨漏りの原因はここです。

1P1020051.jpg



2階居間 サッシの上(矢印部分)から雨が垂れてきます。

 

1P1020034.jpg


外壁はモルタル仕上げ、ジョリパット吹付です。窓上、矢印部分に縦のキレツがあり、これが雨漏りの原因です。

 

トップライト(天窓)からの雨漏り

天窓11.jpg


雨が降ると天窓まわりの内壁が濡れて雨が垂れてきます。

 

天窓1.jpg


赤外線サーモグラフィーで見ると雨の流れがハッキリ分りました。
 

P1050707.JPG


主な原因は屋根の上、天窓の水上側のコーナーにあります。


 

P1050703.JPG
P1050753.JPG


雨はBからA方向へ流れるように設計されていました。しかし排水が上手く行かず、雨が降ると溜っていたようです。この写真は前日に雨が降ったときのものです。

 

DSCN0582.JPG


天窓の幅より広い止水板(C)を取付け天窓のコーナーに雨が流れないようにしました。また雨が瓦棒の間を流れて天窓方向に向わないようカバー(D)を取付け雨を分散させます。

玄関の庇から雨が降る

P10107521.jpg


南大泉にある建売住宅の団地。この団地の建物は、大部分が玄関庇の勾配がゆるく出来ていて、一部の雨が横樋に入らずに手前で下に落ち、玄関を出入りする際頭に雨が当たり濡れてしまいます。
 

P10107531.jpg


庇の勾配がゆるく、こんなに庇上に雨が溜まる家もあります。この溜まった雨が、風が吹くと一気に下に落ちてきます。

お問合せ・ご相談

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
03-3991-9807

外壁塗装屋根塗装サポート室を運営する株式会社小栗塗装工業は、塗装リフォームの専門業者です。練馬区を中心に地域に密着した営業で、創業以来55年にわたる多くの施工実績があります。自社直接施工で安全・安心・高品質を実現、お客様満足度№1。外壁塗装・屋根塗装はおまかせください。お見積り・ご相談は無料です。

対応エリア
中野区・杉並区・豊島区・板橋区・和光市・朝霞市・新座市・西東京市