天窓の雨漏りを修理する方法は、シールしてある部分をシールし直す、天窓の部品を交換する、天窓全体を撤去して塞いでしまうなどの方法があります。

天窓は、部屋が明るくて良いといった利点もありますが、反面、夏は暑い、冬は寒いといった欠点もあります。そこでたまに天窓を完全に塞いでほしいといったご要望があります。

まず、屋根の上で、天窓まわりのコロニアル板を２〜３㎡撤去します。次に天窓まわりの板金を撤去、天窓を取り外し、天窓木枠の解体をします。この作業は板金屋さんと大工さんの同時進行です。

これで屋根に天窓の大きさの空間ができました。ここに木の骨組みを追加して、さらに野地下地（厚手のベニヤ）を張り、その上に防水シートを張り、コロニアル板を張って屋根が完成します。雨の心配があるのでここまでを一日で仕上げます。

一方、室内側は、現状では木の骨組みが見えています。そこで、石膏ボードなど下地材を張り、クロス等で仕上げます。

天窓の交換　天窓はかなり重く、足場があっても屋根の上に一人で上げるのは難しい

ガラス廻りのシールが紫外線で劣化しグチャグチャになって雨漏りの原因になっています