横引きドレン
横引きドレン断面図
ドレンからの雨漏りの原因として一番多いのは
A部分 ドレンとパイプの接合部の不良
原因は、施工不良、防水方法に適合したドレンを使っていない場合(シート防水であればシート防水用のドレンがあります)、 経年劣化など
B部分 パイプのキレツ
横パイプと縦のパイプの揺れ方の違いによるキレツの発生。縦パイプは距離が長く、支持金物で外壁に取り付けられています、一方横パイプは固定されているので、地震などの際に横パイプにキレツが発生することがあります
修理方法
一般的には、改修用ドレンで修理します。雨漏りする古いドレンを見て、原因部分を目で確認できることはほとんどありません。建物が一定期間経過し改修する際は改修用ドレンで修理しておきます。
お問い合わせは 株式会社小栗塗装工業 3991−9807
改修用ドレンからの雨漏り
上の写真の場合、改修ドレンを付けてから3年位しか経っていませんが雨漏りしています。
これは、取付け方が間違っているためです。鉛の板を防水面に接着させるわけですから、適切な下処理が必要になります。
改修ドレンのホースは縦パイプまでしっかり入れなければなりません。
入れ難いからといって、曲りのところ(エルボ)で止めてしまえば詰まりの原因になります。
お問い合わせは 株式会社小栗塗装工業 3991−9807
中野区 Fビルの場合
写真右 矢印部分、突然3階の軒裏がはがれて落ちてきました。
穴の開いた軒裏の真上は、このドレン(たて引きルーフドレン)です。
下から3階の軒裏を写真で撮って見ましたが、原因は分りません。しかし長い間雨漏りがあり、下地が腐って落下したようです。
試しに、画像加工ソフトで明るく加工して見ました。すると、今まで真っ暗で見えなかった部分が見えます。丸く見える部分はドレンの下側、そこから右下に走るのは、横パイプです。白くみえているのは雨漏りのあとです。
屋上アルミ笠木の下はどうなっているの!!
アルミ笠木は、基本的にはネジで止めていません。そこで、
アルミ笠木をバールでこじって撤去すると、固定金具が所々に付いています
床のシート防水は、立上り、笠木の上まで巻き込んであります
笠木の固定金具は裾が広がりバネになっています
逆に、アルミ笠木は裾が内すぼみになっていて、固定金具の上から押し込めば、AとBがバネの力で密着して簡単には取れない構造になっています。
アルミ笠木を1ヶ所だけでなく、全体をいっぺんに取り外すと、後で取付けが難しく、位置がずれて取り付かなくなってしまいます。そこで、アルミ笠木には1個ずつ番号を付け、固定金具の位置・ネジの位置は正確に印を付けます。アルミ笠木からの雨漏りで一番多いのは、ジョイントです。
お問い合わせは 株式会社小栗塗装工業 3991−9807
雨漏りなのか、結露なのか?
出窓の下部分の壁で、出窓の真ん中から右側部分が、雨や雪の日にびっしょり濡れます。外壁からの雨漏りなのか、結露なのか、調査しました。
結論は、結露でした。この建物は、RCの3階建てで、ブルーに見えるところは、増築する前ベランダの手摺だったところです。現在は室内の壁の中に取り込まれていて表面はクロスが貼ってあります。目で見ただけでは分りませんが、赤外線カメラで見ると、その部分の温度が低く、手摺の形がはっきり出ています。ブルーの丸い玉は、石膏ボードを貼る接着剤だと思われます。断熱材はこの部分だけ入っていないようです。この手摺の外側は外壁の一部になっていて、外気で冷やされ、それが室内側に及んでいます。室内の湿気はこの一番温度の低い部分に接触して結露しています。
塗装する前の外壁です。室内側に断熱材が入っていないとは、考えていませんでした。そこで、この部分と内側に断熱塗料を塗ることにしました。
平成30年2月10日(土)朝9時 断熱塗料 ガイナ 塗装後の
熱画像です
お問い合わせは 株式会社小栗塗装工業 3991−9807
外壁塗装屋根塗装サポート室を運営する株式会社小栗塗装工業は、塗装リフォームの専門業者です。練馬区を中心に地域に密着した営業で、創業以来55年にわたる多くの施工実績があります。自社直接施工で安全・安心・高品質を実現、お客様満足度№1。外壁塗装・屋根塗装はおまかせください。お見積り・ご相談は無料です。
対応エリア | 中野区・杉並区・豊島区・板橋区・和光市・朝霞市・新座市・西東京市 |
---|