遮熱断熱ガラスコートで省エネ快適住宅にー小栗塗装工業

建物の中で外部からの熱侵入と熱放出が最も多い箇所が窓ガラスです。窓ガラスに遮熱断熱透明ガラスコート＜クールセーブ＞を塗るだけで、夏は窓に差し込む太陽熱を和らげ、冬はエアコンの保温効果を良くし冷暖房の効率を高めます。

クールセーブHGコートを塗ったガラスと塗っていないガラスの比較

<クールセーブHG＞は、従来製品＜クールセーブ＞よりも多くの金属を含ませ、性能を高めた製品です。

厚さ３ミリの透明ガラスにクールセーブHGコートを塗った場合

日射を１００％とすると、ガラスを透過して室内に入る日射熱量は３０．４％　ガラスで反射されるのが５．２％になります。

ガラスに吸収される熱量は６４．４％　　吸収されガラスを温めた熱量のうち再放熱量として室内に入るのが２２．４％　　外に放出されるのが４２％

その結果室内流入熱量は　　３０．４％＋２２．４％＝５２．８％

外に除去される熱量は　　　　　５．２％＋４２％＝４７．２％　　　　となります。

一般のガラスにクールセーブHGをコーティングすると、省エネガラスに生まれ変わり、驚くほどの効果を発揮します。

クールセーブHGコートを塗っていない厚さ３ミリの単板透明ガラス（一枚板のガラス、ペアガラスではない）の場合

室内に流入する熱量は８７．９％（８５．７＋２．２）に達し、外に除去される熱量はわずか１２．１％（７．９＋４．２）です。

以上４種類のガラスの流入熱量を棒グラフで比較すると次のようになります。

①はクールセーブHGコートを塗ったガラス

②はなにも塗っていない一般的な単板透明ガラス

右の表　スポンジコートとは、特殊スポンジを使った精密な塗装方法をいいます。

クールセーブHGってどんなものですか

容器に入った状態ではやや黒味がかった液体で、ガラスに塗るとごく薄い色のサングラス程度の色が着きますが、乾燥するにつれて透明性が増します。

紫外線や熱線を効率的に反射吸収し、夏は室温上昇を抑え、冬は室温を保持する高機能性ガラスコーティング液剤です。（夏＝遮熱効果　・　冬＝断熱効果）

ガラスに塗ると体感でその効果がわかり、結露抑制効果も発揮します。

クールセーブHGコートを塗ったガラスを通すと、太陽の熱の感じ方がかなり低減されるのが分かります。

左から　クールセーブ HGを製造する株式会社アスクリンの大城社長
中央　　株式会社　小栗塗装工業のオグリ
右　　　アスクリンの大城常務

クールセーブHGコートは液剤ですから様々な現場環境やガラスの形状に対応できる性能を誇ります。

網入りガラス、凹凸ガラス、曲面ガラス、波型ガラス、ワイドガラス等に施工できます。ガラスが熱割れすることはありません。

断熱フィルムはノリの劣化で５年位しかもたないものがありますが、クールセーブHGコートはシリコンが入っていてガラスに良く密着します。またアクリルとシリコンの適切なバランスで耐候性にも優れています。

耐久性は１０年以上、塗膜の剥がれや著しい劣化はありません。（公的機関立証済み）

断熱フィルムはガラスの飛散防止になりますが、クールセーブは飛散防止にはなりません。

クールセーブHGの施工価格

クールセーブHGはガラスの内側に塗ります。そこで、まず塗る面のガラスをきれいに清掃する必要があります。

平均価格　円/㎡（材工共　　ガラス外側の清掃は含みません）