１契約

2工事

契約書を交わす場合と口約束の場合とあるでしょうが、トラブルを避けるためには契約書を作り工事内容、工事金額、支払い条件を確定します。
特に後から、突然追加工事費が請求されることがないよう追加工事の有無について確認しておきます。追加工事は無いと約束していれば、実際に多少の追加が発生しても業者はサービスとしてやってしまうことが多いのです。

着工前にやること

１週間ぐらい前に近隣の住宅に　工事のお知らせ　を配ります(業者担当）。
足場を架けるときには音が出ます。高圧洗浄のときには低騒音型のエンジン洗浄機を使っても低い音が響きますし、風によって水が飛散することもあります。また塗料には水性塗料でも多少の臭いはあります。工事のお知らせを配ることにより近隣からの苦情を避けることができます。
　　　　　　　
個人住宅の塗装工事の場合ベランダの荷物、植物がじゃまになります。また洗濯物も高圧洗浄の際やベランダ付近の塗装の際汚れる可能性があり、工事の日にちを決めてその日は干さないようにするなどご協力が必要です。

また足場を架け、ネットを張ると外部から侵入しやすくなります。２階でも防犯のため鍵を掛け忘れないようにして下さい。

工事中

工事期間は一般住宅でおおよそ１週間から１０日位になります。
作業する人数は３〜４人ぐらいが適当で、あまり大人数で作業すると責任者の目が届かなくなるようです。

「工事中は家に居なければいけませんか」とお客様に聞かれます。通常、水道と電気が使用できればご不在でもまったく支障ありません。水道は高圧洗浄や塗料の希釈などに使用しますが、一般住宅の場合、使用料金は１０００円以下です。電気は電動攪拌機、電動工具に使用させていただきます。

外壁の色はメーカーのカタログに載っている標準色色見本の中から決めていただくこ とが一般的です。しかし色見本が小さいのと、実際に塗る外壁が面積が大きいこと、見 本の様に平らではないことから、色見本で決めた色と実際に塗った色とは若干違って見えます。ひとまわり 明るく見えるのが通例です。但し隣の家の色の影響を受けることもありますし、自分の 家の屋根の色の反射で違った色に見えることもあります。