本当に塗替えが必要なの?

最近、リフォーム会社の営業が来て塗替えを勧めたそうです。「外壁が傷んできているし、窓廻りのシールが劣化していて雨が入るので、足場を架けて屋根、外壁を塗り替えた方がいいですね、今なら 特別サービス期間です。」と言ったそうです。

お客様にすれば、まだ築6年しか経っていないのに本当に塗替えが必要なのか、また提出された見積書の金額が本当に妥当なものか困ってしまったそうです。見積書を見せていただくと、サービス工事と書かれた部分がいくつかありますが、そこは塗装工事の主要部分で、なぜ簡単に「サービス」と書くのか不自然です。それなら付属部分でサービスと書いたほうがすっきりすると思いましたが、結局その見積書は専門業者の私が見ても理解できませんでしたし、かなり高いという印象でした。

住宅の塗り替えの時期は、一般的には築10年から15年位と言われています。

具体的には 鉄の部分であれば、うっすらと赤いサビが出てきた時です。

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 西池中央ビル 鉄骨階段

階段の端がサビでふくれています。この状態だともう少し前に塗装しても良いと思われます。

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 西池中央ビル 鉄骨階段手摺部分

手摺のサビがやはり進行しています。







サイディングの壁は,板のジョイント部がシールしてあります。このシールが劣化してくると硬くなり両脇に隙間ができてきます。この隙間から雨が浸み込むようになるので、シールをやり替えたり、場合によってはその上からシールをしたりする必要があります。そしてその上から塗装します。

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モルタル壁の場合は表面にキレツがたくさん出てくることがあります。このキレツも雨漏りの原因となりますので、キレツをシールした上で塗装する必要があります。

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2階窓のサッシ下側 水切り部分から1階の屋根に向かって壁に大きなキレツが入っている。









また塗装の表面がはがれて来たり、水ぶくれのようにいてきたり、表面を指でこすると指先に塗料が白い粉になって着いてくる場合も塗料の劣化がすすんでいますから塗り替えが必要です。

以上をまとめると、外壁が汚くなってきたら塗り替えると考えたら良いと思います。

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外壁に縦横の木の部分がありますが、外壁と木の間に大きな隙間が出来ているので埋める(コーキング)必要があります。また1階のグレーの壁は水アカで黒く汚れています。こうなるとまさに塗替えの時期です。そこで雨が汚れを洗い流す光触媒塗料 ハイドロテクトコートを塗ることになりました。下の写真をご覧ください。

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今回はイメージをまったく変えたいとのことで蔵作りのような感じに仕上げました。

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